←前の漫画
次の漫画→
我が家では、特に冬場は室内の乾燥を防ぐために洗濯物の室内干しをよくしているのですが、そのときに守らなければならないルールがあります。
「洗濯し終わって乾いた綺麗な洗濯物と一緒にお風呂のタオルを干してはいけない。」
というものです。これは、妻が僕に課したルールでした。
まあ、当然と言えば当然のお話なのですが、僕は過去に1度、洗濯ハンガーに干された洗濯物と一緒にお風呂上がりのタオルを干したことがあったんです。
そのときは洗濯物が少なくてタオルを干すスペースが十分にあったので、触れることがないからまあいいやと思って干していました。
しかし、綺麗な洗濯物と風呂上がりのタオルを一緒に干すのはダメだと我が家の「法」が言うのですから従うしかありません。
僕も「それはそうだ」とそのルールを守り生活をしていたのですが、そんなある日、事件が起こります。
何と、あろうことか、「濡れたタオルと乾いた洗濯物を一緒に干してはいけない」とルールを作った本人が、ルールを破っていたんです。
妻を問い詰めたのですが、返ってきたのは驚きの言葉。
「めんどくさかった。」
そう、彼女は我が家の「法」そのもの。
いえ、彼女は我が家の「法」であり「神」であり「ルール」であり「頂点」であり「絶対に逆らってはいけないカーチャン」なのです。
(ちなみに娘はあっちサイドです。)
自分の置かれた立場と、この家で生き続けるにはどうすればいいか。
痛感させられた瞬間でした。
←前の漫画
次の漫画→