アフタヌーンティーにおケーキとお紅茶。
イギリスのプリンセスやレディをはじめ、優雅なひと時を楽しむ世界で愛されている習慣ですね。
もちろん、我が家のみきちゃんもレディーとして例外にはもれません。
DEAN & DELUCAの美味しいキャロットケーキ、最愛の旦那の入れる紅茶（ティーバッグ）が目の前にそろったとなれば、本気を出さずにはいられません。
「姫、紅茶が入りましたよ」
僕が紅茶をサーブすると、
「ありがとう」
と気品を感じさせる口調で応えてくれます。
完璧です。
ケーキへ静かにフォークを落とし、口へ運びます。大変ご満悦の様子。
続けて紅茶も一口。
ズゾゾゾゾ・・・。
完璧です。
そして穏やかな時間を堪能しているみきちゃんに
「姫、お味はどうですか？」
と伺うと
「うむ、苦しゅうない」
と。
日本の殿様を彷彿とさせますが、やはり完璧ですね。
つまるところ、僕の妻は淑女なのです。
今回はレディーを気取ってケーキと紅茶を楽しんでましたが、僕の妻は好きなものをいつも美味しそうに食べてくれて、それってとても素敵なことだなと。
「美味しいーーー！」とうれしそうに食べてる妻を見ると、見ている方も、料理をつくった人も、食べてる人もみんな嬉しくなる。
どんな表現であれ、うれしそうに食べてくれる妻オリジナルの淑女っぷりが、僕は見ていて心地よく感じるのです。
