旦那が何もしてくれない!家事もしない!育児もしない!生活もだらしない!
そんな旦那に毎日イライラして頭を悩ませていませんか?
何もしない旦那にイライラしている時間は、人生の貴重な時間を嫌な思いで過ごさせられているのと同じですから、なんとか改善したいもの。
そこでこの記事では、何もしない旦那に悩んでいる人向けに
- 何もしない旦那の特徴6選
- 旦那が何もしてくれない理由
- 【自分向け】あなたの気持ちがスッと楽になる2つの心のリセット方法
- 【旦那向け】何もしない旦那を協力的に変えるシンプルな方法
- 何もしない旦那にやってはいけないNG行動
について紹介します。
自分ですぐにできる心をスッと楽にする2つの方法、そして旦那に対してすぐにできるシンプルな改善方法をわかりやすく解説しています。
何もしない旦那を簡単に変える「魔法」ではありませんが、旦那の心を「着実に」変えることができる方法です。
旦那が何もしてくれない現状を改善し夫婦関係をよりよくするヒントとしてぜひ試してみてください。
目次(タップで各項目へジャンプできます)
「何もしない旦那」の特徴6選
まず、何もしない旦那とはどのような生き物なのか、簡単に振り返っておきましょう。
1. 家事をしない
何もしない旦那は家事をしてくれません。
ゴミ捨て、皿洗い、掃除、洗濯、買い物は基本的に妻任せ。
使い終わったシャンプーもティッシュもトイレットペーパーさえもそのままで替えないことだってあります。
旦那よ、お前も使ってるだろ?
2. 育児をしない
何もしない旦那は子供の世話も積極的にしてくれません。
休日に子供とどこかに遊びに行ったり、子供の食事を見たり、おむつやパンツを替えたり、寝かしつけをしたり、保育園の準備から送り迎えから、なーんにもしてくれません。
旦那よ、お前の子供だろ?
3. 生活がだらしない
何もしない旦那は自分の生活もだらしがありません。
服は脱ぎっぱなし、ご飯を食べた食器は出しっぱなし、電気はつけっぱなし、休日は寝っぱなし、ゲームしっぱなし。
旦那よ、お前だけの家じゃないよ?
4. 記念日のお祝い・イベントをしない
何もしない旦那はもちろん記念日のお祝いや家族のイベントもしてくれません。できません。
結婚記念日は忘れ、子供のイベントは参加せず、あまつさえ家族の誕生日さえも興味なし。
旦那よ、思い出のない人生をお過ごしですね?
5. 家計管理をしない
家計管理についてもどんぶり勘定で旦那は何もしてくれません。
一方で趣味のコレクション、パチスロ、高いブランド、飲み会、など何もしない割にお金は一丁前に使う。
旦那よ、お前だけの金と時間じゃないんだよ?
6. 妊娠・出産直後のサポートをしない
妊娠中、つわりで辛いのに、旦那は何もしてくれない。
出産後、夜泣きで辛いのに、旦那は何もしてくれない。
理解した。この子は私が責任を持って育てます。
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旦那が何もしてくれない原因
妻はこんなにも頑張っているのに、なぜ旦那は何もしてくれないのでしょうか。
何もしない旦那を「協力的な旦那」に変えるためには、なぜ旦那は何もしてくれないのかを理解する必要がありますので紹介しましょう。
旦那が家庭のことについて何もしてくれないのには以下のような理由があります。
甘え・他力本願
実家暮らしが長くて家事は旦那のお母さん(姑)に全部やってもらってたなど、自分で生活する力がついていない場合は他の人に「やってもらうことが当たり前」になってしまいます。
一人暮らしの経験がなく身の回りのことをやってもらえる環境で育ってしまうと、「妻がやってくれる」と甘えて他力本願が基本になります。
古い価値観で女性がやるものと思っている
「家庭のことは女の仕事」のように、共働きが当たり前になった時代でも昭和的な古い考えを持っている場合です。
男の威厳を見せたいためにプライドが高く、価値観として男が何もしないことをよしとしているため、何を言っても家庭のことをやってくれない旦那が出来上がります。
家の役割分担の認識が妻とずれている
たとえば、掃除をするとき
- 妻は、散らかった部屋は休まらない。週3回は片付けや掃除機をかけて家を綺麗な状態にキープしたい
- 旦那は、最低限綺麗なら問題ない。掃除はまとめて週末に1回だけでいい
のように考えているなら、この時点で夫婦の認識がずれてしまっています。
特に妻の方がやることの頻度が多ければ、それだけで旦那はやってないように見えてしまいます。(まあ実際にやってないことも多いのですが)
自分でできる2つのことをするだけで心がスッと楽になる
何もしない旦那にストレスがたまってイライラを感じていると思いますが、実はイライラするという感情は心理学的には「相手にイライラさせられている」のではなく「自分でイライラするという感情を選んでしまっている」のです。
ということは、自分を少し変えるだけで、旦那を変えるよりも簡単にイライラする感情を大きく減らすことができるのです。
自分でできるたった2つのことをただやるだけで心が軽くなります。
その2つのこととは
- 旦那の文化・価値観を受け入れる
- 良い意味で、旦那に期待をするのをやめる(期待の押し付けをやめる)
です。それぞれ紹介しましょう。
1. 生きてきた文化が違うと、旦那の文化・価値観を受け入れる
結婚とは文化も価値観も違う2つの国が一つになるようなもので、自分は「○」でも相手は「×」と思っていることはたくさんあります。
たとえば
- ギリシャではピースサインが「侮辱」を表していたり
- 中国ではご飯を残さず食べると「食べたりません」という意味になったり
- 手で食べることが当たり前の国もあったり
など国ごとに文化的な違いが必ずあります。
自分にとっての当たり前は、相手にとっての当たり前ではないことばかりの世の中なのです。
何もしない旦那であっても、もしかしたら旦那にとっては今までの環境でやってきた当たり前のことと思っているだけかもしれないのです。
ですから、「旦那は何もしないが、そういう文化で生きてきた人間なんだ、国が違うんだ」と何もしない旦那を一旦受け入れてみましょう。
相手のことを否定的にみているときは難しいかもしれませんが、「そういう人なんだ」と受け入れるだけで、気持ちはスッと楽になるはずです。
2. 良い意味で、旦那に期待をするのをやめる(期待の押し付けをやめる)
相手のことを受け入れるのと一緒に、旦那に期待するのをやめてみましょう。
期待するのをやめるというのは、「旦那を諦める」という意味ではなく、「自分の期待・願望を押し付けるのをやめる」という意味です。
旦那が何もやってくれないとイライラしているのは、実は「こうあってほしい」「こうあるべきだ」という自分の期待を押し付けているからなのです。
つまりは、
何もしてくれない旦那にイライラしている
のではなく、
自分の思いどおりになっていない現状にイライラしている。さらにその原因を旦那のせいにしている
のです。
ですので、まず冷静に、「自分の理想やこうしてほしいという期待を旦那に押し付けていなかったか?」を振り返ってみましょう。
そして、「自分の期待が高すぎたのかもしれない」と思ったなら、旦那に期待をするのをやめてみましょう。正確にいうと、旦那への期待値を下げてみてください。
自分から旦那への期待値ハードルが低くなると、今までイライラしていたレベルのことにイライラすることがなくなり、精神的にかなり楽になります。
旦那を諦めたり見限ったりするのではなく、期待を押し付けていた部分を削ってみる。これだけで夫婦関係も人生も生きやすくなるはずです。
何もしない旦那を協力的な旦那に変えるシンプルな方法
とはいえ、家事や育児が不平等であればやっぱりイライラもたまります。
ここまでは自分を変えて心を楽にする方法を紹介しましたが、ここからは何もしない旦那の気持ちを変えていくシンプルで簡単な方法を紹介していきましょう。
何もしない旦那を協力的に変える方法は「家でやったことを見える化して夫婦一緒に見る」だけ
何もしない旦那を協力的に変えるその方法とは、
家でやったことを目に見える形にして夫婦一緒に見る
だけです。詳しく解説していきましょう。
1. 大きなホワイトボードにやったことを書いて目に見える形で示し続ける
まず、100円ショップなどで大きいホワイトボードを買ってきましょう。(マグネットがくっつくものがおすすめ)
そして縦に4分割して「妻と旦那」x「家事と育児」の項目に分けた表を作り、その日にやった「見えない家事」も含めた家事と、育児の内容を妻と旦那に分けてざっと書いていきましょう。
たとえば以下のようなイメージです。
妻(家事) | 妻(育児) | 旦那(家事) | 旦那(育児) |
---|---|---|---|
・朝食作り ・弁当作り ・夕食作り ・買い出し ・洗濯 ・洗濯物干し ・洗濯物畳み ・アイロン | ・朝食べさせ ・保育園準備 ・連絡帳書き ・保育園迎え ・夕食べさせ ・絵本読み ・レゴ ・寝かしつけ | ・ゴミ出し ・皿洗い | ・保育園送り ・お風呂入れ |
※毎日文字で書くのが面倒なら、カットしたマグネットシートに家事や育児の内容を書いて、その日その日でホワイトボードに貼り付けていくと楽チンです。ポストイットでもよい。
何もしない旦那にイライラを感じている場合、家事・育児の負担が偏っていることも多いため、目に見えて分かる表ができるでしょう。
2. 毎日、妻と旦那がやったことを夫婦一緒に見る
「家でやったことリスト」を作ったら、毎日夫婦で一緒に見る時間を作りましょう。
このとき、「自分の負担が大きくて辛いから、なんとか改善したい」と本気の思いであることも伝えることが大切。
単に嫌味で旦那に家事・育児の分担状況を見せつけているわけではないと思わせましょう。
そして、家の現状をわかりやすく見せることで、妻の頑張りを知ってもらえると同時に「後ろめたさ」と「何もしていない自覚」を旦那に持たせることができます。
3. 「お願い!」とお願いして作業をやってもらう
家事の負担状況が分かったところで、旦那に「とても大変な状況だから、これからこの家事・育児をお願いしたい」と旦那にお願いしましょう。
ここで大事なのは、家事・育児を必ず「一つだけ」渡すことです。
家事や育児を一度にいくつも渡してしてしまうと、結局パンクしてしまい何もしない旦那に戻ってしまいます。
ですので、簡単な家事をまず一つ渡してうまく軌道に乗るまで続けてもらいましょう。
家のことの負担が偏っている後ろめたさもあるので、すんなりと受け入れてもらえるはずです。
4. 旦那がやってくれたらありがとうと褒める
渡した家事・育児を旦那ができたら必ず「ありがとう、助かるよ」とほめて感謝を伝えましょう。
人は誰かから褒めてもらえたり、認めてもらえるとやりがいを感じ、積極的に続けてくれるようになります。
このとき、ステップ1で作った表を改めて作り、夫婦で見ながら「旦那が作業をやった」と目で見せながらほめるとわかりやすく効果的です。
夫婦として感謝の気持ちを伝えるとともに、旦那を掌の上で転がしましょう。
5. 旦那に当事者意識がついたら、妻の作業を一つずつ旦那に移動していく
割り振った家事・育児について旦那に当事者意識がついて問題なくこなせるようになったら、また表を見ながら次の作業をお願いしていきます。
こうして一つずつ旦那に家のことを割り振っていくことで自分の負担を減らせるとともに、何もしない旦那を「何かをしてくれる旦那」に少しずつ変えていくことができます。
夫婦の家事・育児の分担状況を見える化し続けることで、家庭のことがより透明化でき、夫婦のコミュニケーションも増えて良い関係を築けるようになるでしょう。
少し長い期間が必要ですが、長い目で見たらやる価値はあるはずです。旦那が何もしないと悩んでいるなら、是非試してみてください。
何もしない旦那にやってはいけないNG行動
最後に、何もしない旦那に対してやってはいけないNG行動を紹介しておきましょう。
感情的になる
まず、感情的になるのは避けましょう。怒ったところで現状がうまく回復することはありません。
今回紹介した「ホワイトボードに家のことを見える化する」方法など、具体的な解決策を夫婦で冷静に話し合うことが大切です。
いちゃもんをつける
旦那のやっていることにいちゃもんをつけるのは「自分の理想・期待を押し付けている状態」と同じです。自分の基準に合わせるよう旦那に強要しているだけです。
たとえば、洗濯物たたみをした旦那の洗濯物に「たたみ方が汚い!」といちゃもんをつけてしまうと旦那は「せっかくやっているのに…」とやる気を失ってしまいます。
文句を言うのではなく、夫婦で話し合って「ここまでならOK」という合格ラインをすり合わせましょう。
無視する
何もやってくれない旦那にイライラするのはわかりますが、だからと言って無視しても夫婦関係が悪化するだけです。
むしろ「ホワイトボードに家のことを見える化して夫婦で一緒に見る」ことを行って積極的にコミュニケーションしましょう。
先に紹介しているように「本気で家のことを改善したい」と伝えて嫌味ったらしくならないようにするのがポイントです。
精神的に攻撃する
旦那が何もしないからといって旦那を精神的に攻撃していじめても何も生まれません。
相手を攻撃してしまうのは、駄々をこねて相手を傷つけてしまう子どもと同じです。
是非、今回の記事をヒントに、大人の夫婦として建設的に話し合いができるようにしてみてください。
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まとめ
何もしない旦那について
- 自分を変えて心をスッと楽にする方法
- 旦那を変える具体的な方法
について紹介してきました。
前半に紹介した自分の捉え方を変える方法は旦那に依存せずすぐに実践できる方法です。
後半に紹介したホワイトボードを使った方法も簡単に始めることができるはず。
旦那が何もしてくれないと嘆いていても何も変わりませんし、心も辛いままですので、是非この記事を現状を変えるきっかけとしてヒントにしてみてください。