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夫婦仲が悪くなる10の原因と具体的な解決策

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幸せな結婚生活を送るはずが、いつの間にか夫婦の仲が悪くなり、家庭内で疎遠になっていませんか?

夫婦仲が悪い状態が続くと生活が辛くなって健康や仕事に支障が出たり、育児をしている場合は子供にも悪影響を与えてしまいますから、なるべく良好な夫婦関係でいたいもですよね。

そこでこの記事では「自分たちは夫婦仲が悪いな」と感じる方向けに

  • 仲が悪くなっている夫婦の特徴チェック
  • 夫婦仲が悪くなる10の原因と具体的な解決策
  • そもそも夫婦仲が悪くならないために根本的にやるべきこと

をまとめて紹介しています。

現状の夫婦関係を改善するヒントが得られますので、仲良い夫婦に一歩近づくためにぜひお役立てください。

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夫婦仲が悪くなっている特徴チェック

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まず、仲が悪い夫婦の特徴を簡単に紹介しておきましょう。

夫婦関係が悪くなる予兆あるいは、すでに夫婦関係に亀裂が入ってしまっている状態に起こりやすいチェック項目をまとめています。

まずは自分がどのような状況に陥っているのかをチェックしてみてください。

1. ことあるごとに夫婦喧嘩をしている

夫婦関係が悪くなると、自然と夫婦喧嘩も増えてきます。

旦那・妻の嫌なところばかり目に付き、些細なことにイライラしてしまうような状態は夫婦仲が悪くなっているわかりやすいサインです。

2. 表立って旦那・妻の悪口・愚痴を言う

友達や仕事の同僚などに旦那・妻の悪口や愚痴を言ってしまうのは家庭内でストレスがたまっている証拠です。

たまに愚痴を話すくらいは誰にでもありますが、常に誰かに家庭の悩みを聞いてもらいたい状態は夫婦仲が悪化してきている、あるいはすでに夫婦関係に亀裂が入っていると言えます。

3. 家での会話やコミュニケーションがない

夫婦の仲が悪くなると、家庭内での会話やコミュニケーションが減ります。

実際、仲の悪い夫婦は円満な夫婦の3分の1しか会話をしていないというデータもあり、会話・コミュニケーションが少ない夫婦はその時点ですでに黄色信号が出ていると言えます。

4. 思い出を夫婦一緒に振り返らない

夫婦仲が悪くなると過去が辛いものになっていくため、旦那・妻の誕生日、結婚記念日、旅行、子供の成長など、夫婦・家族で歩んできた思い出を振り返ろうとしなくなります。

記念日のお祝いにも興味がなくなり、夫婦の思い出を共有する機会がなくなってしまうことで心の溝はさらに深まり夫婦関係は悪くなっていくのみです。

5. 自分優先で夫婦の時間をとっていない

自分の趣味の時間を最優先にする。あるいはいつも仕事ばかりしているなど、夫婦の共通の時間をつくらずにいると、いつの間にかすれ違いが起こり心の距離もどんどん離れていきます。

さらに「旦那・妻との時間を持ちたくない」とまで考えてしまっているなら、かなり夫婦関係が悪い方向に進んでいると考えた方がよいでしょう。

6. 家事や育児の負担が夫婦のどちらかに大きく偏っている

育児や家事の負担が夫婦のどちらか一方に偏ってしまっており不満の原因になっているなら早く改善策を打つ必要があります。

夫婦の納得の上で育児・家事の分担ができているならよいですが、ワンオペに近い状態で家庭のことをしていると心身が追い込まれて、いつか不満は爆発してしまいます。

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夫婦の仲が悪くなる10の原因と具体的な解決策

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夫婦仲が悪いサインを振り返ってみていかがでしたか?

夫婦仲を良くしたいと悩んでいても、具体的にどうやって解決していけばわからないこともあるでしょう。

そこでここからは、夫婦仲が悪くなる原因と具体的な解決策のアイデアをご紹介していきます。

多くの場合、夫婦仲が悪くなる原因は以下のいずれかに当たりますので、自分に当てはまる原因とその解決策をもとに、今の夫婦関係を改善するヒントにしてみてください。

※以下の原因をタップ/クリックすると解決策にジャンプします

  1. 価値観がずれている
  2. 家事・育児をしてくれない
  3. 嫌いな部分が目に付き尊敬できない
  4. 思いやりが感じられない
  5. 感情的・ヒステリックで話が通じない
  6. 将来のお金に不安がある
  7. 親が過干渉
  8. カラダの相性が合わない
  9. パートナーの不倫
  10. マウンティング、モラハラ

⇒「仲が悪い夫婦が仲良くなるためにやるべきこと」の項目へジャンプしたい方は こちら

価値観がずれている

お金や仕事、家族や子供の将来についてなど、夫婦の価値観が異なっていることが原因で夫婦仲が悪くなるケースです。

夫婦仲が悪くなる原因として価値観の違いに悩んでいる人はかなり多く、将来にわたって衝突するため日常的なストレスもたまりやすくなってしまいます。

解決策

まず、基本的に「相手の価値観を変えることはできない」と考えておきましょう。

というのも、「価値観」とは、その人の数十年の人生で作られた根幹的な部分であり、今までの自分を上書きすることは非常に難しいからです。

ですので、まずは「この人はこういう価値観を持った人なんだ」と、旦那・妻の性質を受け入れることが大切です。

イメージとしては、異国の文化を受け入れるようなものです。挨拶にハグをする国柄もあれば、遅刻を気にしない国柄もありますが、そうした国柄を否定したところで何も始まりません。

「この国はこういう国柄なんだ」と受け入れて旅するように、夫婦生活でも「この人はこういう人柄なんだ」と受け入れましょう。

そして、価値観のすれ違いが元となって夫婦仲が悪いときに一番やってはいけないことは「不満をぶつけるだけで対話していないこと」です。

  • 「何でこんなことができないの?」
  • 「何でこれが分からないの?」
  • 「何で直そうとしないの?」

のように、ただこちらの気持ちを押し付けるだけでは人の行動は変わりませんし、何より夫婦のお互いに不満がたまってしまいます。

よって、「何で●●をできないのかな?」という原因も聞きつつ、「どうやったらこれができるか?」と、夫婦で話し合って深堀りし、具体的な仕組みや対策を考えていくことが重要です。

夫婦のお互いの言い分を受け入れ、衝突もしながら納得できる折衷案を探していくことで、夫婦仲が悪い状況の具体的な解決につながっていきます。

ちなみに、「他の夫婦・家族はこうしている」という説得は意味がありませんので注意しましょう。というのも他の夫婦・家族とあなた夫婦の文化は国の文化と同じようにまったく別物だからです。

自分たち夫婦なりの関係を作っていきましょう。

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家事・育児をしてくれない

旦那・妻が家事や育児をせず、夫婦のどちらかに家事育児の負担が偏っている状況だと、不満がたまり夫婦仲も悪くなってしまいます。

さらに、疲労で肉体的・精神的にも弱くなりやすいので、仕事でミスしたり、ケガや病気につながったり、ギャンブルや不倫といった逃避や依存をしてしまうなど、家族の将来が大きく揺らぐ事態にもなりかねません。

解決策

家事や育児の負担が夫婦のどちらかに大きく偏っているときは、

  1. 家事・育児で実際にかかっている時間(負担)を見える化する
  2. まとめた表をもとに、夫婦のバランスよい分担をしていく

の2つを行いましょう。

まず、夫婦でどれくらい家事育児の負担が偏っているのかを把握する必要があります。

  • 何の家事・育児を
  • どれくらいの時間と頻度で
  • 合計どれくらいの時間やっているのか

を旦那と妻で別々にまとめてみましょう。

たとえば家事であれば以下のように作れます。(※「見えない家事」のような細かい作業は気にせずざっくりでOKです)

担当家事の種類時間週の頻度合計時間
朝食づくり20分7回140分
 お昼(弁当)づくり20分4回80分
 晩ご飯づくり40分7回280分
 食器洗い20分5回100分
 洗濯10分7回70分
 洗濯物干し20分4回80分
 洗濯物たたみ30分5回150分
 部屋そうじ60分2回120分
 買い物90分2回180分
 妻の家事時間合計  1200分
     
旦那食器片付け(朝夕)5分14回70分
 食器洗い20分2回40分
 洗濯物干し20分2回40分
 洗濯物たたみ30分2回60分
 風呂そうじ20分1回20分
 トイレ掃除10分1回10分
 旦那の家事時間合計  240分
     
 家庭の家事時間合計  1440分

こうして実際の数字で見ると家庭内での負担の偏りが丸わかりになります。

家事・育児の偏りがはっきり見えるのでパートナーへの説得材料としても使えますので必ず最初に作っておきましょう。

続いてこの表をもとに、何の家事・育児を夫婦でどう分担していくのかを話し合います。

このとき「週の合計時間が多いもの」から夫婦で話し合って改善していきましょう。というのも、週の合計時間が多い家事・育児は、それ一つを減らせるだけで家庭内の負担を大きく減らせるためです。

上記の表では「ご飯づくり」「洗濯」「買い物」に多くの時間がかかっていることがわかりますので、中心的に夫婦で話し合って分担するとよさそうだとわかります。

その他、負担が大きい(たくさん時間を使っている)家事・育児を減らす工夫も積極的に取り入れていきましょう。やるべき家事・育児がそもそも家庭からなくなれば、それだけで夫婦の負担が軽くなります。

たとえば上記の例の「ご飯づくり」「洗濯」「買い物」であれば、夫婦で分担するのはもちろん、

  • ご飯作り
    ⇒ ミールキットを使う、惣菜を使う
  • 洗濯
    ⇒ 洗濯乾燥機を買う、洗濯物はたたまずハンガーでそのまま収納
  • 買い物
    ⇒ ネットスーパーを使う、日用品を定期購入で自動で届くようにする

など別のモノ・サービスに置き換えることでそもそも家事をやらなくていい状態を作ることもできます。

今では安価に家事代行が頼めるサービスもあるので、一週間分の料理を作り置きしてもらうなどピンポイントでの使い方など便利ですよ。

夫婦で現状を共有して、納得感のある家事・育児の分担ができるようにバランスを整えましょう。

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嫌いな部分が目に付き人として尊敬できない

旦那・妻の人間性や素行で嫌いな部分があり、一緒に過ごしたくないため夫婦仲が悪くなっている場合です。

素行や考え方に共感できず、人として尊敬できないと思ってしまうと、ただのそれだけで距離をおきたくなってしまいまい夫婦の間に大きな溝が生まれ、関係も悪化してしまいます。

解決策

まず、そんな旦那・妻の「愛せる部分、好きな部分は本当に一つもないか?」を振り返ってみましょう。

相手の嫌なところが気になってしまうときは「白か黒かの極端な思考」に陥っていることが多くあります。

旦那・妻のほんの一つの嫌な部分だけが目に入り、自分の中で大きくなり、それ以外のよい部分が隠れてしまうのです。

極端な思考に陥ってしまうと、注目していること以外のパートナーのよい部分が見えず、さらに嫌いになるという悪循環に陥ってしまいます。

昔はパートナーの好きな部分もあって結婚しているかと思いますので、今はその好きだった部分はあるのかを思い返してみましょう。

加えて、妻・旦那に「相談を持ちかけることで嫌われている部分に気づかせる」方法も改善策として有効です。

たとえば、パートナーの「人を見下すクセ」が嫌いなら、

  • 「相談があるんだけど、実は仕事で上司から『君は無意識に人を見下してしまうときがあるから気をつけた方がよい』と言われた」
  • 「嫌なクセで絶対になおしたいから、もし私が人を見下していたら指摘してほしい」
  • 「どうやったら人を見下すクセってなおせるかな? あなただったらどうする?」
  • (外出先などで定期的に)「今わたし店員さんを見下してなかったかな?」

のような形で相談をもちかけてみましょう。

自分を改善したいという相談の形となるため角が立ちにくく、夫婦関係が悪くなっている原因のクセを旦那・妻に自然と(嫌でも)意識させることができます。

あるいは、自分ではなく「仕事で新しく入ってきたメンバーが人を見下す人なんだけど、どうやったら止めさせることができるかな?」のように、パートナーに共通する嫌な部分を持った「実際の他人」や「架空の人物」の悪いクセを治したいと相談するのも良いでしょう。

だらしないクセ、遅刻するクセ、貧乏ゆすりのクセ、部屋を散らかすクセといった他の悪い習慣にも応用できますのでどんどん活用しみましょう。

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思いやりが感じられない

妻・旦那から自分に対して「ありがとう」の感謝の言葉や「大丈夫?」と心配してくれることがなく思いやりを感じられずに夫婦の距離があいてしまう場合です。

思いやりが感じられないと「大切にされている」という感覚がなくなってしまうので、夫婦仲もどんどん悪くなってしまいます。

解決策

旦那・妻から思いやりが感じられないときは、まず先に自分から思いやりを持って接していくことが基本になります。

というのも、人間関係は基本的に与えたものが返ってくるものだからです。

旦那・妻に優しく接していれば相手も優しくなり、夫婦関係も円満になりやすい。反対に、旦那・妻に冷たく当たっているのであれば、パートナーの反応も冷たく心の距離が離れて夫婦仲は悪化してしまいます。

ですので、旦那・妻から思いやりが感じられないと悩んでいるなら「最近、自分はパートナーに思いやりを持って接することができているか?」を振り返ってみます。

  • 最近イライラがたまってて冷たく接していたな
  • 最近「ありがとう」と言っていないな
  • 旦那・妻の悩みを聞いたり応援やサポートできていなかったな

こう感じているなら、まずはこちらからパートナーに思いやりを持って接してみます。

思いやりを持って接するというのは、難しいことをする必要はありません。

  • 「ありがとう」と些細なことにも感謝する
  • 「ごめんね」と言い訳せず素直に謝る
  • 「これやっておくね」と主体的に家事育児をする
  • 「大丈夫?」と心配して相談に乗る
  • 「喜んでくれるかな」とたまにサプライズをする

など、旦那・妻に興味をもって、ごく普通の夫婦のコミュニケーションをすればよいのです。

なお、大事なことですが、思いやりを持って旦那・妻に接する際には「言葉とあわせて行動も伴っていること」も忘れないようにしましょう。

口だけで心配していても、口だけで優しい言葉をかけていても、人の心は動きません。

言葉と行動があわさることで「あなたを大切にしています」という気持ちが伝わりやすくなり、パートナーもこちらに思いやりを持って接してくれるように心も変化していきます。

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感情的・ヒステリックで話が通じない

感情が優先してしまい話が通じないことが夫婦の仲が悪くなる原因にもなります。喜怒哀楽が激しく一緒に過ごしても感情に振り回されてしまい大きなストレスに。

特にお金の話など現実的に考えなくてはいけないときに「好き」「嫌い」とか「何となく」といって感覚的に決断を下そうとすることもあり、思うように話を進められずヤキモキすることも多くなってしまいます。

解決策

感情が優先して動いてしまう旦那・妻に対しては「傾聴と共感」を徹底することが求められます。

喜怒哀楽の感情や感覚が優先するタイプは、自分を否定せず受け入れて・受け止めてほしいという心理が強い傾向があるため、先に話を存分にさせて満足してもらうことが重要です。

具体的には、パートナーの聞き役に徹して「うんうん」と話に共感してあげましょう。

実際、円満な夫婦は仲が悪い夫婦に比べて会話時間が3倍も長いというデータもありますので、パートナーと一緒の時間を共有しているだけでも夫婦仲をよくすることにつながります。

また、普段の生活では傾聴と共感をしつつ「アイメッセージ」を取り入れるとこちらの気持ちを伝えやすくなります。

アイメッセージとは、「私は〇〇だ」の形で自分を主語にして相手に気持ちを伝え、円滑にコミュニケーションするための心理学的なテクニックの一つです。

たとえば、旦那・妻が自分と違う意見を持っているときは、部屋の片付けをしてくれないときは、

「部屋が汚いから片付けしてよ」

ではなく、

「私は、家族みんなで気持ちよく過ごしたいから、部屋を片付けてほしいな」

のように伝えてみましょう。

アイメッセージを使うと、「自分の気持ち+お願い」の形で丁寧に伝えることができるようになるため、相手も穏やかに言葉を聞いてくれるようになります。

最初に自分の気持ちを伝えることで、相手を責めたり命令する言葉が口をついて出てきにくくなるメリットもあるため簡単な割にかなり使えるテクニックです。

「傾聴」「共感」「アイメッセージ」を使って旦那・妻の感情、そして自分の感情と上手に付き合っていきましょう。

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将来のお金に不安がある

お金が原因で夫婦仲が悪くなっている場合です。

出費が多く、必要なものを買えなかったり、生活で自由にお金を使えない状態は結婚生活で本当に辛くストレスになります。

解決策

お金の原因を解決する流れは以下の4ステップ。

  1. 家計簿をつけて家庭のお金の現状を把握する
  2. 将来必要なお金をざっくりでもいいから計算する
  3. 無駄な支出を抑える
  4. 収入・資産を増やす

それぞれ紹介しましょう。

1. 家計簿をつけて家庭のお金の現状を把握する

まずは家計簿をつけて家庭の収入・支出・合計の資産額(預金残高)をはっきりと見える化しましょう。自分の家庭のお金の健康状態がわからないことには解決策も打てません。

たとえば、無料の家計簿アプリを使えば、クレジットカードを連携させるだけでカード支払い内容が家計簿として自動的に反映されるのでかなり便利です。

カードを連携した家計管理は旦那・妻がお金にルーズだったりギャンブルで散財するケースにも有効ですので是非試してみましょう。

2. 将来必要なお金をざっくりでもいいから計算する

お金の不安は「将来、自分たち家族には最低限いくらのお金が必要なのか」を把握できていないから、今使うお金に不安になってしまうのです。

家計簿の収支(毎月の生活費)、子供の養育費・教育費、老後資金、加えて介護費用など、生活に最低限必要なお金はいくら位あればよいのかをざっくりシミュレーションしておきましょう。

家計シミュレーションの参考サイト▼
ライフプランシミュレーション|一般社団法人全国銀行協会

3. 無駄な支出を抑える

自分たち家族が将来いくらお金が必要なのかを把握できたら、まずは無駄な支出、特に固定費を減らしましょう。

というのも、固定費は払い過ぎていることも多く、少しプランを見直すだけで月1万円くらいは簡単に節約できるためです。

家賃交渉や引越し、安いスマホへの乗り換え、保険の解約、使わない定期サービスの解約など、積み重なると年間10万円くらい節約できるので、まずは大きな支出に注目してみましょう。

4. 収入・資産を増やす

家計から出ていくお金を抑えたら、最後に収入を増やす方法を取り入れましょう。転職したり、ネットをつかった副業をしたり、積立投資で無理なく資産形成をするなど、節約だけでなくお金を増やせる状態も作っていきます。

最近ではYouTubeなど無料で良質なお金の知識を学べる方法はいくらでもありますので、まずは自分の金融リテラシーを高め、できるところから始めてみましょう。

リベラルアーツ大学の両学長」は初心者にもわかりやすくお金の勉強ができるYouTube動画を豊富に発信しておりおすすめ。まず参考にしてみるとよいでしょう。

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親が過干渉

親の過干渉が原因で夫婦仲が悪くなっている場合です。

生活をサポートしてくれるありがたい状態とは異なり、夫婦の生活に過度に口出ししてきたり、時には夫婦で考えぬいた決断を覆してこようとするため結婚生活の自由度を奪われてしまいます。

そのほか、両親と同居や嫁姑問題がストレスの種になることもしばしばあり、早急に対策する必要があります。

解決策

親の過干渉が原因で夫婦の仲が悪くなっている場合は、問題となる親の子から実親へ対して「自分たち夫婦は大人として自立しているのでこちらの考え・行動を尊重してください」と、はっきり伝えましょう。

親は「子のためを思い、よかれと思って干渉している」のですが、その干渉が自分たち家族の現状や方針に沿っていないことを伝え、気づきを与えることがとても重要です。

両親に伝えるときは、もちろん失礼なく、丁寧に、悪い印象を与えないように気持ちを伝えましょう。

具体的には

  1. 日ごろの感謝の気持ちを伝える
  2. 夫婦が感じている本音を具体的なエピソードとあわせて伝える
  3. どのような関係性を築きたいのかを両親に伝える
  4. 両親をリスペクトしつつこれからも良好な関係で親孝行したいことを伝える

の流れで自分たち夫婦の気持ちを伝えるとよいでしょう。

たとえば、子供の食育についてレトルト品や惣菜に否定的な両親が口出ししてくるなら、

  1. 日ごろの感謝の気持ちを伝える
    「子育てではいつも助けてくれて本当にありがとうございます。」
  2. 夫婦が感じている本音を具体的なエピソードとあわせて伝える
    「レトルト品や惣菜は今では栄養価が配慮されているものもたくさんあります。もちろん手作りの食事も頑張るけど、夫婦共働きで時間がない中負担を軽くしつつ美味しいものを与えられるレトルト品・惣菜も上手に取り入れていきたいです。実際、子供たちも喜んで食べています」
  3. 具体的にどのような関係性を築きたいのかを両親に伝える
    「ぜひ実家に帰省したときは、じいじ・ばあばの好きなものやおすすめの食べ物をたくさん子供に食べさせてあげてください。子供(孫)もきっと喜びます。そして私にも作り方を教えてくれると嬉しいです」
  4. 両親をリスペクトしつつこれからも良好な関係で親孝行したいことを伝える
    「改めて、毎日の食事を考え作ることの大変さを身に染みて感じています。それをしてきたお母さんは本当にすごいです。私たちも元気な子供の姿を見せられるように食べさせていきますので、ぜひあたたかく見守っていていただきたいです。」

のように、伝えるイメージになります。

両親のことを否定せず、感謝しつつ、褒めて尊敬しつつ、こちらの意見を聞いてもらうように話を進めるのがポイントです。

ぜひ自立した大人、夫婦として、両親に上手に本音を伝えていきましょう。

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カラダの相性が合わない

カラダの相性が合わないことで、夫婦お互いが我慢を強いられ、精神的・肉体的に満足できず夫婦仲が悪くなってしまうケースです。

満足できるセックスができなかったり、セックスレスの状態が続くと心と体が離れて、結果的に不倫してしまうなど重大な事態に陥る可能性もあります。

解決策

あまり慣れないかもしれませんが、セックスについて真剣な意見交換の場を夫婦で設けましょう。

というのも、「カラダの相性」とは、気持ちよいセックスをすることだけに目が行きがちですがそうではなく、以下のようないくつもの要素を総合的に高める必要があるためです。

  • 性欲:心地よい頻度
  • 時間:心地よいタイミング
  • 空間:期待する雰囲気
  • 体力:肉体と精神の余裕
  • 集中:求める体験の深さ
  • 趣向:期待するやり方と流れ
  • 肉体:触れたい体付きや体の状態
  • 感覚:五感や一体感の心地よさ
  • 感情:大切に感じる思いやり
  • 生活:普段の夫婦関係の良好さ

など、満足度の高いセックスは様々な要素から成り立っており、これらの要素を夫婦のお互いが満足できるように努力しあう必要があります。

ですので、以下について、夫婦で面と向かって真剣に意見交換してみましょう。

  • 上記の要素について今自分はどう感じているのか
  • 上記の要素のそれぞれについてパートナーはどのように考えているのか
  • 自分とパートナーで各要素のズレはどれくらいあるのか
  • どうやったらそのズレを近づけることができるのか

意見交換をしてみると夫婦お互いの不満や要望もはっきり見えてきます。

さらに、出てきた不満を改善していくことで少しずつカラダの相性もよくなっていきます。

たとえば、

  • セックスレスの原因が自分の肉体がたるんでることであれば、美意識を高め、筋トレやエクササイズをする
  • 気分が乗らない原因が雰囲気なら優雅なディナー、旅行、ラブホテルへ行くなど環境を変えてみる
  • 普段の家事・育児で疲れてしまっているなら、全力で家事・育児に取り組みパートナーの負担を減らす

のように、問題の原因になる状態を変化させたり改善してみましょう。

セックスはお互いの肉体だけでなく精神をも理解しあう行為です。

今の旦那・妻のことも深く理解しお互いが歩み寄っていくことで総合的に夫婦のカラダの相性を高めることができます。

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パートナーの不倫

浮気や不倫が原因で夫婦仲が悪くなってしまう場合です。

浮気・不倫が発覚すると夫婦だけでなく家族や親戚、友人に及ぶまで大きな亀裂が入ってしまうため、丁寧に解決の道を探す必要があります。

もちろん、不倫が起きないような仲良い夫婦になる環境づくりも重要です。

解決策

不倫によって夫婦仲が悪くなっている場合は、

  • 夫婦のコミュニケーションを増やす
  • 精神的に自立して「自分は必要ない?」と旦那・妻に思わせる

の2つを実践してみましょう。

まず、仲が悪い夫婦は、仲良い夫婦に比べて会話時間が3分の1しかないというデータもあることから、「夫婦で会話する時間を増やす」ことが効果的です。

「不倫が発覚して夫婦仲が悪くなる」ことは簡単に想像できますが、もとを辿ると「そもそもの夫婦関係の不満」がきっかけで不倫することが多いものです。

ですので、夫婦の密な会話を通して、不倫につながりやすい欲求が旦那・妻の中に見え隠れしていないか普段から感じ取れるようにしておきましょう。

一例になりますが、以下のように不倫したくなる欲求が生まれる状況がないか、感じ取っておくことが重要です。

  • 仕事が単身赴任でなかなか夫婦一緒になれない
    ⇒「心の寂しさを紛らわしたい」
  • 仕事・家事・育児の大変さを理解してくれない
    ⇒「頑張っている自分を認めてもらいたい」
  • 何だか最近不運が続いている、日常がマンネリで退屈
    ⇒「ストレス発散したい、スリルを感じたい」
  • 仕事が理不尽で辛い、家事・育児で忙しすぎる
    ⇒「現実逃避したい」
  • 夫婦がセックスレス、肉体的魅力をパートナーに感じてもらえない
    ⇒「性欲を満たしたい」

上記の例のように、状況(不倫の原因)がわかれば対策もできますので、パートナーの不満に気付いたらなるべく早いタイミングで話し合い、夫婦関係のケアをしていきましょう。

そして不倫対策として「自分が自立すること」も効果的です。

つまり、「あなたのことはとても好きです。でも、最悪あなたがいなくても生きていけます」という状態に自分がなるということです。

夫婦生活では収入や家庭のことなど、旦那あるいは妻に部分的に依存することも多くなりますが、経済的・精神的に自立することで心と生活にゆとりができ、人間としても強くなれます。

たとえば、転職やアルバイトはもちろん、今ではPCを使ってブログをしたり物販をしたり、クラウドソーシング(自分の得意を売れるマッチングサイト)など誰でも副業ができる時代ですので、少しずつ自分で稼ぐ力・生きる力をつけておくように行動しておくと良いでしょう。

結果的に、パートナーへは「自分はこのままだと捨てられてしまうのでは?」と危機感を与えられるようにもなり、不倫をはじめとした結婚生活の悪い素行の改善にもつながります。

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マウンティング、モラハラ

旦那・妻が常に上から目線でマウンティングしてくる。さらにはモラハラで精神的に辛い攻撃をしてくるなど、人間的な部分を攻撃され夫婦仲が悪くなる場合です。

この状況は、自分の心がどんどん衰弱していき、旦那・妻に支配されて結婚生活が辛いものになってしまうため早急に改善する必要があります。

解決策

旦那あるいは妻のマウンティングやモラハラが原因で夫婦仲が悪化している場合の対策としては

  • 信頼できる人や専門家に相談する
  • パートナーから距離をとる

ことが基本となります。

モラハラをする人は自分の保身を最優先に考えるため、話しが通じず夫婦で対話ができずに終わることもよくあります。

そのため、まずは信頼できる人、たとえば親友や両親に助けを求めて相談し、今の旦那・妻とどう向き合えばいいか改善策を考えてみましょう。

パートナーの両親も交えて「実は、自分はパートナーから精神的に攻撃されており辛い」という状況を共有して家族ぐるみで解決策を見つけていくと心強く、効果的です。

もし、そうした家族ぐるみの相談や話し合いをした後に考え方や言動を改めてくれず、あろうことか報復をしてくるようなら、問答無用でモラハラをしてくる旦那・妻から距離を取りましょう。

別居したり、実家に帰りかくまってもらうなど、原因となる人物から離れ心の負担を少しでも少なくする必要があります。

残念ですが、パートナーに改善の兆候が見られない場合は、その後も夫婦関係が好転する見込みが薄いため、弁護士に相談しつつ離婚も検討した方がよいでしょう。

確かに将来の幸せを一緒に誓い合った夫婦ですが、今のあなたが傷つけられ、幸せを感じられず(むしろ危機を感じ)、将来も明るい未来が想像できないなら、今後の人生を豊にするために大きな決断をすることも必要です。

辛い結婚生活を続けることが人生の目的ではありません。

あなたの人生は、あなたが幸せになるためにあるのです。

ぜひ、無理はせず、心の休まる環境と状況を作り出せるように誰かを頼り、前向きに取り組んでみましょう。

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仲が悪い夫婦が仲良くなるためにやるべきこと

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ここまで夫婦の仲が悪くなる主な原因とその解決策について紹介してきました。

さいごに、夫婦仲が悪くなる原因を解決するために根本的に大事なことをまとめておきましょう。

よく寝る(疲れをためない)

疲れがたまっていると、心に余裕がなくなり、普段は許せることも許せずストレスに感じてしまいます。

何よりも疲れをためない。そのためにも、十分な睡眠をとるようにしましょう。

本音を共有してすり合わせる

夫婦とはいえ2人は別人です。必ず考え方にすれ違いが生まれます。

すれ違いは夫婦の仲が悪くなる原因になりますので、日ごろから気軽に本音で話し合える関係づくりをしましょう。

本音を言う際は命令口調ではなく、「私はこう思う」+「だからこうしてくれないかな」と言う「自分の気持ち+お願い」の形で伝えるアイメッセージを活用しましょう。

ありがとうと言う回数を増やす

  • プレゼントをもらったとき
  • 食事を作ってくれたとき
  • ゴミを出してくれたとき
  • 醤油をとってくれたとき
  • 一緒にいてくれるとき

どんな時でも、どんな小さいことにも「ありがとう」を伝えましょう。

「やってくれるのが当たり前」の気持ちが芽生えると、傲慢になり夫婦仲も悪くなってしまいます。

減って損するものでもありません。むしろありがとうを言うことで人間的にも穏やかになっていきますので、毎日1回以上はありがとうと伝えてみてください。

ほめる

お互いを認め合った状態は夫婦関係を良くする上でとても大切です。

「すごいね」「頑張ってるね」「大変だったね」と言う一言を伝えるだけで、パートナーの気持ちは救われ安心できます。

ほめるときはぜひ、どんな点が素晴らしいのか具体的なポイントもあわせて伝えてあげましょう。

夫婦の会話時間を意図的に増やす

仲が悪い夫婦は会話時間が少ない傾向にあります。

何の意味もないような雑談こそが、実は夫婦仲をよくするために重要ですので、もちろん意味のある会話も合わせて、日常的な気持ちの共有もしてみましょう。

夫婦の体の距離を近くする

心の距離と体の距離は比例します。

手を繋ぐ、ハグをする、キスをする、など体に触れるスキンシップを意識して夫婦の距離を近づけましょう。

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自分の価値観が変わったのか振り返る

結婚生活には様々な変化があり、もちろんその時々で考え方も変わります。

それは自分も同じです。パートナーが変わってしまったと感じても、実は自分の価値観が新しくなったため捉え方も変わったということもよくあります。

よくあるのは、出産前後で夫婦関係がガラッと変わるというもの。

家庭内での優先度や心身の状態が大きく変わり、物事の見え方・捉え方も大きく変わってしまうのです。

旦那・妻を批判する前に、自分の考え方や行動が変わっていないか改めて見つめ直してみましょう。

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まとめ:夫婦の仲が悪いと感じたら対話を通して原因と解決策を行おう

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仲が悪い夫婦の特徴、そして夫婦仲が悪くなる原因と対策について紹介してきましたがいかがでしたか。

夫婦関係は「対話」の数に比例すると言っても過言ではありません。

「自分は相手を理解している」「相手も自分を理解してくれている」これは都合よく考えすぎです。

もちろん基本の信頼関係はあるでしょうが、夫婦とは言え別々の人間ですから物事の認識にズレが生まれるのが普通です。

夫婦仲が悪化するのはこの「夫婦の認識のズレ」が大きな原因。

せっかくの夫婦なのですから、自分の感情や考えを本音で伝えましょう。

本音で伝えられないと、自分が苦しみますし、パートナーも本音に気づけず家族全体が辛い思いをします。

ぜひ、少しずつでいいので、何かを隠す人生ではなく本音で語り合える夫婦関係を目指して一歩進んでみてください。

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