「夫婦が相思相愛で毎日キスを交わすラブラブな理想の夫婦関係」というのは誰もが夢みますが、現実的になかなか難しいもの。
夫婦でうまくバランスがとれており良好な関係ができていても、環境の変化やパートナーの変化によって夫婦の距離感が少しずつ離れてしまうことも大いにあり得ます。
もし「最近、パートナーと心の距離が離れてしまった」と感じるのであれば、早急に夫婦関係を改善した方が良いでしょう。
この記事では、そんな夫婦関係について心配している方向けに
についてわかりやすく紹介していきます。
今の夫婦関係をよりよくする行動のヒントを得られますので、ぜひお役立てください。
目次(タップで各項目へジャンプできます)
夫婦関係の調査データを紹介
まず簡単に、夫婦関係についてのデータを紹介しましょう。
夫婦の心の距離感は離れる方向に変化していく
実のところ、夫婦の心の距離感は自然と離れる方向に変化していきます。
以下はリビング暮らしHOW研究所が行った夫婦関係についてのアンケート結果で、「あなたにとってあなたの夫は、「夫」以外のどんな存在に心理的に一番近いですか?」という質問に対する妻の回答をまとめたものです。
夫を同じ目的を持った「同士」として感じているのは全年代共通ですが、特に、若い年代ほど夫を「恋人」として感じていることがわかります。
一方、年代が上がるに連れて「恋人」と感じる割合は減っていき、夫を「同居人」と感じている妻の割合が増えています。
長い結婚生活をしていくと、恋人同士のような近い距離感ではなく、自分が過ごしやすい適度な距離感に夫婦関係が落ち着き、より自分自身を大切にする生き方に意識が向いていくのです。
新婚の情熱的な夫婦関係から、子供を授かり、育児も終わり、老後の人生をより充実させるという一つの流れの中で、夫婦関係の距離感は心地よいものへと自然と変化していきます。
夫婦のコミュニケーションで悩んでいる人は多い
ただし、心地よい夫婦の距離感の変化は「夫婦のコミュニケーションがうまくいっている」ことが前提になります。
たとえば、株式会社マクロミルが行った夫婦に関する調査レポートによると、夫婦のコミュニケーションに悩んでいる夫婦のうち約80%は改善策をとれていないというデータが得られています。
夫婦関係を良好にし、人生をストレスの無いよりよいものにしたいのであれば、今抱えている夫婦関係や夫婦のコミュニケーションの悩みを解消することがまず重要になります。
あなたは、あなたのパートナーと良好なコミュニケーションができていますか?
以下では、コミュニケーションのコツを含め、夫婦関係の危険レベル別に解決策を紹介していますので、是非参考にしてみてください。
【危険レベル別】夫婦関係悪化のサインと修復する方法
夫婦円満であれば、よい距離感を保ったまま楽しい夫婦関係を続けることができます。
とはいえ、日本においては約3組に1組の夫婦が離婚している時代ですから、夫婦関係をよい状態で保つことは実のところ簡単ではありません。
夫婦関係が崩れていく際にはいくつかのサインが出てきますので、そのサインに気付き、適切に対処していくことが円満な夫婦関係につながります。
ここでは以下のレベル別の夫婦関係が悪化するサインとその解決策を紹介していきます。
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- (レベル1)パートナーにイライラする、謝る回数が増えた
- (レベル2)対話のない感情的な夫婦喧嘩が増えた
- (レベル3)夫婦の会話やふれあいが減った
- (レベル4)パートナーに嫌悪感を抱いている
- (レベル5)パートナーに恐怖心を抱いている
さらに、最後には夫婦関係をよりよくするために日ごろからやるべき行動もまとめていますので、自分たち夫婦の関係を改善・さらによくするヒントとしてお役立てください。
(レベル1)パートナーにイライラする、謝る回数が増えた
パートナーに些細なことでイライラしたり、パートナーへ謝る回数が増えているときは夫婦がお互いに感情的になりやすい状態です。
パートナーの一つ一つの言動に敏感になり、言葉や態度が攻撃的になってしまいます。
解決策:休養する
自分やパートナーがイライラしやすい状態はまず何より体を休めることが大切です。
パートナーへイライラするのは、パートナーのせいだと考えてしまいがちですが、実は自分が疲れていることによってパートナーの些細なミスを許す余裕がなくなっていることが大きな原因。
心に余裕があるときはちょっとしたミスでも「大丈夫だよ」と許すことができますが、心に余裕がないと「なんでそんなつまらない失敗するんだ」と攻撃的になってしまうのです。
これは自分だけではなくパートナーが精神的・肉体的に疲れていることでも当てはまります。
パートナーへ「ごめんね」と謝る回数が増えるのも、自分が疲れていることによって不注意のミスをしてしまったり、パートナーの心の余裕がなくなりイライラしやすい状態になっている可能性が高いといえるでしょう。
ですから、イライラしたり謝ることが増えて夫婦関係が少し悪くなったかなと思うなら、まず夫婦でゆっくり休養をとって心と体を回復させましょう。
(レベル2)対話のない感情的な夫婦喧嘩が増えた
対話の無い感情をぶつけるだけの夫婦喧嘩が増えているときは、ストレスが溜まっていて精神的に発散がしたい状態です。
感情をぶつけるだけの夫婦喧嘩は今ある問題の解決ではなく「パートナーにイライラをぶつけてストレス解消することが目的」になってしまっていまいます。
その結果、根本的な問題解決ができないまま新しいストレスが溜まっていく悪循環に陥ってしまいます。
解決策:丁寧に、辛抱強く、あきらめずに夫婦で「対話」をする
そもそも夫婦喧嘩自体は悪いものではありません。
というのも、夫婦喧嘩によって夫婦・家庭の抱えている課題が見え、対話を通して課題を解決することで理想の夫婦関係に近づくことができるためです。
以下は対話を通して夫婦の課題解決を目指す「良い夫婦喧嘩」のステップですので参考にしてみてください。
- まず、何が原因かを「事実」に基づいて振り返る
イライラの感情を切り離して、実際に何が原因でイライラしているのか冷静に振り返ることが大切です。 - 時間をあけずに「今後のために前向きに話し合いたい」とパートナーに伝え、本音で話しあいをする
時間が空くほど問題の解決はしにくくなります。喧嘩したらすぐに話し合いましょう。 - 夫婦喧嘩の原因を改善する具体的な方法を夫婦で考える
夫婦お互いが歩みよりながら納得できる解決方法を根気強く話し合いましょう。 - 現状の夫婦関係や環境を改善するための「仕組み」を作る
根性論ではなく、具体的に「行動せざるをえない」形で再発を防止する仕組みを作ります。 - あらためて夫婦で仲良くよい関係を築いていこうと再確認する
夫婦喧嘩は夫婦の絆を深めるチャンスでもあります。あらためて2人で歩んでいきましょう。
喧嘩は感情的になってしまいやすいですが、お互いの素直な気持ちを伝えあい、パートナーの理解を深め、夫婦関係の改善につなげていきましょう。
(レベル3)夫婦の会話やふれあいが減った
喧嘩がある状態は、まだ夫婦のコミュニケーションがある分マシです。
それよりも夫婦の会話やふれあいといったコミュニケーションが減っている方が重大です。
円満でない夫婦は会話時間が少ないというデータもあるので、夫婦での会話やコミュニケーションが減ったと感じるならいよいよ夫婦関係が薄くなってきている可能性があります。
解決策:夫婦の時間を意識的に確保して会話やコミュニケーションをする
夫婦の会話時間が減っているなら、時間を意図的につくり夫婦のコミュニケーションを増やしましょう。
たとえば、
- 夫婦一緒に駅まで通勤する
- 夫婦一緒に保育園・幼稚園まで子供を迎えに行く
- 夫婦一緒にお風呂に入る
- 夫婦一緒に食事をする
- 夫婦一緒に寝る
など、まずは日常生活の中で夫婦が一緒になる時間を見つけると簡単に夫婦の時間を作ることができます。
このとき、「夫婦関係をもっと良くしたいので毎日の会話を増やしたい」と夫婦関係をよくしたいという前向きな気持ちをパートナーに伝え、夫婦が歩み寄りやすくすることも大切です。
あわせてスキンシップもすることで会話と体を使ってコミュニケーションをしていきましょう。
もし仕事の関係で夫婦の時間が作りにくいようであれば、夫婦の予定を共有して一緒になれる時間を確保するようにしましょう。
具体的には以下のステップで夫婦の時間を調整してみるとよいでしょう。
- ステップ1:スケジュールを共有する
カレンダーアプリなどをつかって夫婦の予定を共有しましょう。 - ステップ2:あらかじめ夫婦で予定・やる内容を決める
あらかじめ予定を決めて、能動的に夫婦の時間をつくるように自分の予定を調整します。 - ステップ3:約束を破った場合のルールを決める
もし夫婦の予定の約束を破った場合は「次回への貯金」をして、次の夫婦の時間へのモチベーションを高めるのがおすすめ。 - ステップ4:予定を実現するため先にすべてを手配してしまう
レストランや旅行の予約、子供を両親やシッターに預ける手配など、周りを巻き込んでしまうことで予定を破りにくくなります。 - ステップ5. 夫婦の時間を思い切り楽しむ
仕事や子供のことは少しの間忘れて、夫婦の時間を思い切り楽しみましょう。
夫婦の時間をつくるといえど、数時間しか時間をつくれなかったり、数日にわたり時間を確保できる場合もあります。
夫婦の時間の長さ別のおすすめの時間の過ごし方は以下の記事で詳しく解説していますので、あわせてご覧ください。
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【夫婦の時間】上手な作り方と2人の愛が深まるおすすめの過ごし方
(レベル4)パートナーに嫌悪感を抱いている
パートナーの性格や素行に嫌悪感を抱いている、を生理的に受け入れることができない場合は夫婦関係の距離がかなり離れてしまっている状態です。
解決策1:パートナーに具体的な改善行動をとってもらう
夫婦の対話を通して改善点が見つかり、夫婦関係をよくしたいと思うのであれば自分・あるいはパートナーの今の不満を減らすための改善策を行います。
このとき、「〇〇をしないで」という禁止の形で改善策を行うのは避けましょう。
というのも、人間の脳は「否定」を区別することができないためです。
たとえば、「タバコを吸うな」と言われると「タバコを吸っているところ」をイメージしてしまうように、禁止事項の効果が薄れてしまうのです。
そのため「〇〇をして」という形で具体的にイメージさせ、改善行動を撮ってもらうことが重要です。
たとえば、禁止したいことは以下のように言い換えることができます。
タバコを吸うな
⇒ タバコの箱の中に昨日より1本多くタバコを残そう
⇒ 禁煙ガムをかもう
毎日お酒を飲むな
⇒お酒は毎週水曜日と金曜日に飲もう
⇒お酒にかけるお金を毎月少しずつ減らそう
食事中にスマホをいじるな
⇒家族で一緒に会話しながら食事しよう
⇒食事中はスマホの電源を夫婦でOFFにしよう
やめてほしいことは、具体的な「やること」に置き換えて夫婦関係をよくする仕組みづくりを目指しましょう。
もちろん、夫婦関係を改善したい本気の気持ちをパートナーに伝えるのを忘れずに。
解決策2:物理的に距離をとる
パートナーに抱いている嫌悪感をどうしてもぬぐえない場合は、物理的に夫婦の距離をあけることも有効です。
一緒にいても苦痛になるだけですので、
- 生活の部屋を分ける
- 二世帯住宅を取り入れる
- 別居をしてみる
- 実家へ帰ってみる(パートナーに実家へ帰ってもらう)
といった形で物理的に距離をおいてみましょう。
距離が離れることで精神的に落ち着きを取り戻すことができますし、新しい夫婦の距離感やパートナーの大切さに気付けるきっかけにもなります。
また、嫌悪感のもとであるパートナーが事態の深刻さに気づくきっかけにもなります。
嫌悪感については、今まで何度もパートナーが改心することに希望を持って取り組んできた積み重ねの結果「この人は変わらない」と諦めの感情が生まれてしまっています。
もし夫婦関係が冷め切っている場合は、無理に一緒にいるよりもお互い新しい人生をスタートさせる方がそれぞれの人生の幸福度を高めることにつながる場合もあります。
日本では結婚した夫婦3組のうち1組は離婚しているというデータもありますので、人生を切り替える選択肢として持っておくと良いでしょう。
関連記事
結婚とは?ストレス無く円満な結婚生活を送る心構えと確認すべきこと
(レベル5)パートナーに恐怖心を抱いている
パートナーの気性が荒く肉体的・精神的な虐待をされているなど、パートナーに対して恐怖感を持っている場合は心身が傷つく重大な状態のため一刻も早く現状を打開する必要があります。
解決策:専門機関や弁護士に相談し、物理的な距離をとる
パートナーから肉体的・精神的な虐待をされている場合は、すぐ専門機関に相談しましょう。
虐待を受けていると精神的に追い詰められ、正常な判断ができなくなってしまい自分や大切な家族が重大な事態に至る可能性もあります。
頼りになる両親や親友にも相談し、自分のSOSサインを出して助けてもらうことが状況の打開には大切です。
虐待を専門とする相談センターや夫婦関係の裁判に強い弁護士など、頼れる人はいます。
そして、相談したら、パートナーと物理的な距離を取りましょう。
実家へ戻ったり、場合によっては専門機関でかくまってもらうことも可能です。
何よりも、あなたと大切な家族の心と体が大切です。
心と体が壊れる前に、逃げましょう。
パートナーから虐待や家庭内暴力(DV)をふるわれている場合の相談先
以下は日本政府の関連団体が運営する家庭内暴力(DV)に関するページです。
パートナーからの虐待に悩んでいる場合の相談窓口としてご活用ください。
暮らしに役立つ情報|政府広報オンライン▼
画像:パートナーや恋人からの暴力に悩んでいませんか。一人で悩まずお近くの相談窓口に相談を。|政府広報オンライン
DVについて相談できる窓口が一通りまとめられています。
相談窓口:
パートナーや恋人からの暴力に悩んでいませんか。一人で悩まずお近くの相談窓口に相談を。|政府広報オンライン
DV相談ナビ|男女共同参画局(内閣府)▼
こちらは家庭内暴力(DV)について、政府機関の運営する電話相談窓口です。
相談窓口:
DV相談ナビについて|男女共同参画局
電話番号:
0570-0-55210
よりそいホットライン|一般社団法人社会的包摂サポートセンター▼
画像:よりそいホットライン|一般社団法人社会的包摂サポートセンター
どんな人でも、どんな悩みでもよりそって相談にのってくれる24時間体制のサポート機関です。音声ガイダンスで自分の必要とする相談内容を選択して、専門の担当者へ電話相談することができます。
WEBページ
よりそいホットライン|一般社団法人社会的包摂サポートセンター
電話番号:
0120-279-338(通話料無料)
夫婦関係を改善・よりよくする秘訣
最後に、夫婦関係をよりよくするための秘訣を紹介しておきましょう。
実践することで、今の夫婦関係の改善につながりますのでぜひ結婚生活に取り入れてみてください。
1. 何よりも日々の夫婦の対話
よい夫婦関係は、夫婦の対話なくしてあり得ません。とはいえ、ただ単に自分の意見をぶつけ合っては喧嘩になるだけです。
上手に対話をするためには3つのポイントがあります。
対話のポイントの1つ目は「傾聴すること」、つまりパートナーの話を最後まで聴くことです。
途中で話をさえぎってこちらの意見を伝えたり、否定するのでは対話になりませんし、話しているパートナーの不満がたまるだけです。
反論や意見があっても、まずは、あいづちをしながらパートナーの話を最後まで聴きましょう。
対話のポイントの2つ目は「問題は一つずつ話し合っていくこと」です。
夫婦で話をしていると「そういえばこんなことも」と言って、次々と不満や意見が出てきて収拾がつかないこともよくあることです。
夫婦の改善点がたくさん出てくるのはよいことですが、話の主旨がいくつも出てくると、結局「何を話してたんだっけ?」と迷路に入ってしまいます。
話したいことがいくつもある時は一つずつ解決していくことが基本です。
途中で別の問題が出てきたら、メモなどを取って後で話し合うとして、今の話から脱線しないようにしましょう。
対話のポイントの3つ目は「妥協ではなく納得を目指すこと」です。
夫婦の話し合いで説得する場面は多々ありますが、何よりも夫婦お互いが「納得」している状態が重要です。
夫婦のどちらかが妥協する我慢の形は、結局新しい不満とストレスを生んでしまいますから、夫婦のお互いの気持ちのすり合わせが必要になります。
そのためにも、どのような価値観のもと納得しあえるのか「夫婦の価値観のすり合わせ」をあらかじめ行っておくようにしましょう。
「お金」「時間」「自分」「子供」など、優先度の高さは人それぞれになりますので、パートナーが優先したい価値観を知り、受け入れた上で対話することで、夫婦が納得できる結論を出しやすくなります。
2. 体力・精神力を回復させる
疲れていると、物事を許せる余裕がなくなってしまいます。
睡眠を取ったり、1人の時間を設けたり、心と体をリフレッシュできるようにしましょう。
3. 距離を近くする、スキンシップ
心の距離は体の距離に比例します。
毎日行ってきます・おかえりのキスをする、ハグをする、外出だ手を繋ぐなど、夫婦関係を円満にするためにできるだけたくさんスキンシップしてみましょう。
4. 家事・育児を分担する
夫婦関係が歪む原因には、家事や育児の不平等が大きくかかわります。
育児や家事は夫婦納得の上で分担して夫婦のどちらかに負担が偏らないようにしましょう。
5. 感謝、素直さ、思いやり
どんな些細なことにも「ありがとう」を伝えましょう。
また、自分が間違えたことをしたら素直に「ごめんね」と伝えましょう。
パートナーが疲れている時は助け、時々喜んでもらうためにサプライズしたり、好きな人に喜んでもらう優しさはよい夫婦関係には欠かせません。
6. 家計管理
お金の余裕は心の余裕です。
自分たち家族の将来設計を行い、家計管理によって毎月の支出を把握・調整することで漠然としたお金の不安がなくなります。
あわせて、自分たちの立てたライフプランとの差によってお金の過不足もわかるため、転職や副業といった具体的な行動を検討しやすいメリットもあります。
最近ではクレジットカードや銀行口座と連携できる家計管理アプリもあり手間なく家計管理ができます。(パートナーの口座も連携しておけば、浪費チェックにもなります。)
夫婦関係は毎日の積み重ね。サインを逃さずよい夫婦関係を築こう
夫婦関係が悪化するサイン別の対処法、そして夫婦関係をよりよくする方法について紹介してきましたがいかがでしたか。
改めて、夫婦関係をよくする方法についてまとめておきましょう。
夫婦関係は時間と共により心地よい距離感に変化する。ただし、良好な夫婦関係が必要。
以下、夫婦関係が悪化するサインと改善策。
- (レベル1)パートナーにイライラする、謝る回数が増えた
⇒ まず休養をとる - (レベル2)対話のない感情的な夫婦喧嘩が増えた
⇒ 対話(良い夫婦喧嘩)を通して原因を改善する - (レベル3)夫婦の会話やふれあいが減った
⇒ 日常生活や予定など意識的にコミュニケーションを増やす - (レベル4)パートナーに嫌悪感を抱いている
⇒ 気持ちを打ち明け改善を促す。物理的に距離をとる - (レベル5)パートナーに恐怖心を抱いている
⇒ 頼れる人や専門機関にすぐ相談。物理的に距離をとる
さらに、夫婦関係をよりよくする秘訣は以下の通り。
- 日々の夫婦の対話をする
- 体力・精神力を回復させる
- 夫婦の距離を近くする、スキンシップ
- 家事・育児を分担する
- 感謝、素直さ、思いやりを欠かさない
- 家計管理をする
夫婦関係は長い結婚生活、ひいては人生の良し悪しを決める重要なものです。
今回紹介した夫婦関係を改善する方法をもとに、ぜひ今の夫婦関係をより良いものへと変えていってみてください。
本記事があなたの夫婦関係をよくするヒントになりましたら幸いです。