夫婦仲が悪い夫と家庭円満で夫婦仲が良い夫との違いは一体どこにあるのでしょうか。
夫婦関係が悪いのにこのまま放置していると、さらに夫婦関係は悪化し、離婚といった悲しい結末を向かえてしまうかもしれません。
そこでこの記事では夫婦仲が悪い男性の特徴チェックを一覧で紹介。
さらに、今日からすぐできて夫婦関係が良くなるおすすめの改善法も紹介します。
ぜひ夫婦仲が悪い男になっていないかを振り返っていただき、今後の結婚生活を良くするヒントにしていただけると幸いです。
目次(タップで各項目へジャンプできます)
夫婦仲が悪い男性の特徴チェックリスト
それではさっそく夫婦仲が悪い男性の特徴をチェックしていきましょう。
このチェックリスト、たくさん項目がありますが円満夫婦に試してもらったところ0~2個に収まりました。
ですので、これらの特徴に3個以上あてはまっているなら夫婦関係の危険サインがでており、一度真剣に振り返るタイミングといえます。
あなたはいくつ当てはまるでしょうか?
- 家事・育児についてよく夫婦喧嘩している
- お金にルーズ、浪費癖がある
- 家計管理や貯蓄・資産形成に興味がない
- 仕事を理由に家庭をないがしろにしている
- 夫婦で一緒に食事していない
- 妻の悪口(不満や愚痴)を友人に言いふらしている
- 妻の悪印象を子供に植え付けている
- 記念日やイベントに興味がない
- 妻とデートしていない
- 妻との会話コミュニケーションが少ない
- 妻に感謝や労いの言葉を伝えていない
- スキンシップがない
- セックスレス状態
- 自分の趣味に没頭しすぎ
- 自分の親を優先・依存しすぎ
- 浮気・不倫している
- プライドが高い
- 否定や口先だけの意見しかしない
- 生活がだらしない、清潔感が無い
- 妻を「おい」「お前」などで呼んでいる
- 夫婦で価値観のすり合わせができていない
- 離婚したいと思っている
以下ではそれぞれの項目について紹介しています。
自分に当てはまるものがないかぜひ確認してみてください。
家事・育児についてよく夫婦喧嘩している
夫婦仲が悪い男性の特徴として多いのが、家事や育児をしていないケース。
夫婦ではっきりと役割を決めているならよいですが、妻の家事・育児の負担が偏りすぎている場合、不満が生まれて夫婦関係は悪化してしまいます。
お金にルーズ、浪費癖がある
浪費癖がありお金の使い方でもめていませんか?
相談無く無暗にお金を使ってよくケンカになるのも夫婦仲が悪い男性の特徴です。
たとえば、見栄を張って人に驕りすぎたり、高額な買い物をよくしたり、パチスロや競馬などギャンブルにお金を使ったり。
夫婦のお財布が別で自由に使えるという場合を除き、あなたのお金は夫婦・家族のお金になります。
家計管理や貯蓄・資産形成に興味がない
お金の使い方とあわせて、現在の家計や将来の貯蓄・資産形成について妻に任せっきりにしているのも困りものです。
生活費、教育費、ローン返済、老後資金など、計画的に積み立てておかないと豊かな生活はできません。
また、物価が上がっている時代に「貯金だけでよい」「投資はリスクがあり怖いからやめろ」と妻の資産形成のやり方にいっちょ前に口出しだけしているのも夫婦仲が悪い男性の特徴として挙げられます。
仕事を理由に家庭をないがしろにしている
- 仕事は毎日残業ばかり
- 会社の同僚や取引先との付き合いでよく飲みに行っている
- 休日は酔っぱらっていたり疲れているからと寝てばかり
男としてバリバリ働いて稼ぎたいという気持ちはわかりますが、仕事と家庭のバランスが大きく崩れていると妻や家族との距離はどんどん離れていき、もちろん夫婦仲は悪化していきます。
夫婦で一緒に食事していない
夫婦仲が悪い男性の特徴として、夫婦や家族と一緒にご飯を食べていない点も挙げられます。
仕事でどうしても時間が合わないなど何らかの事情があるならまだよいですが、気まずい、一緒に食べたくないなど意識的に夫婦での食事を避けるのは夫婦の溝がかなり深まってしまっているといえます。
妻の悪口(不満や愚痴)を友人に言いふらしている
夫婦関係が悪くなると親しい友人に妻の愚痴を聞いてもらう状態が増えていきます。
一時的に相談するというのはあることですが、他人を否定する発言は周囲からあなたへの評価を落としてしまう可能性があります。
また、長期にわたり妻への愚痴や不満を相談していると、様々なつながりから巡り巡って妻の耳に入ってしまい夫婦喧嘩の種になることもあります。
相談先の相手が女性の場合は付け込まれて不倫に発展する可能性もあるため、男性としては特に注意が必要です。
妻の悪印象を子供に植え付けている
子どもを自分の味方にしようと「ママはこんなに悪い人」と妻の悪い印象を子供に植え付けているのも夫婦仲が悪い男性の特徴として挙げられます。
子供としてはパパとママが仲良くしていてほしいと願っており、パパはママが嫌いなんだと感じてショックを受けてしまいます。
自分のために子供の心を傷つけてしまうため、避けたい行動です。
記念日やイベントに興味がない
夫婦仲が悪い男性の中には記念日やイベント事を「面倒くさい」といって準備も何もしない人もいます。
結婚記念日、七五三など子供の節句、季節イベントなど、結婚するとさまざまなイベントがありますが、夫婦や家族で大切な思い出を作ったり振り返ることもなくなるので、妻の不満もたまり続けてしまいます。
妻とデートしていない
夫婦仲が悪い男性は夫婦でデートに出かけない特徴も見られます。
夫婦の時間を意識して作らなかったり、夫婦で新しい刺激が得られないため生活がマンネリ化し、夫婦関係はさらにつまらなくなってしまう悪循環に陥ってしまいます。
妻をエスコートする機会もないため、男性的な魅力を発揮できないのももったいないですね。
妻との会話コミュニケーションが少ない
会話時間の長さは夫婦関係に大きく影響します。実際、仲が悪い夫婦は会話時間が短いは仲が悪い調査データもあります。
夫婦仲が悪いと感じる男性は妻との会話が少なくなっていないか、振り返ってみましょう。
妻に感謝や労いの言葉を伝えていない
妻のやってくれていることについて「ありがとう」や「お疲れさま」など、日ごろの感謝や労いの言葉が足りてない点も、夫婦仲が悪い男性の特徴。
無償の愛とは言いますが、都合よく受け取り「妻がやるのが当たり前」と思ってあぐらをかいていると、妻の不満はいつか爆発してしまいます。
スキンシップがない
夫婦仲が悪くなると触れ合いたくないと思うため、当然スキンシップもなくなります。
手をつないだり、ハグしたり、キスしたり、最後にスキンシップしたのはいつですか?もし覚えてないほど前なら夫婦関係はかなり冷え切っていると危険サインと思った方がよいでしょう。
セックスレス状態
男としては、
- 妊活をしており義務感でのセックスが嫌だ
- 妻が出産して母親になり「女性」として見ることができなくなった
- 妻とするのが面倒。自分でした方が気持ちいい。
など、セックスを拒んでしまうことはあるかもしれません。
しかし、肉体的な衰えや何らかの課題があるわけではないのに慢性的なセックスレス状態が続いてしまっているなら、妻と体を重ねたくない気持ちが強くなっており夫婦関係が悪くなっているといえます。
自分の趣味に没頭しすぎ
家族との時間よりも自分の好きなことに没頭してしまうのも夫婦仲が悪くなっている男性の特徴。
家庭でのストレスが大きく趣味に没頭することで逃避している可能性があります。
趣味にのめりこんでしまうと家庭がおろそかになってしまい、妻が趣味について理解してくれないと「家のことをしない自分の好きな事だけをやっている男」と思われるだけになってしまいます。
自分の親を優先・依存しすぎ
自分の両親を優先させる判断をしたり、物事の決断を両親に任せてしまう「マザコン夫」は妻からするととてつもなく大きなストレスになり、当然夫婦仲は悪くなってしまいます。
妻としては「自分たち家族を最優先に」「自分たち家族の価値基準で」物事を決めて動いていきたいのです。
自分の両親が大切なのはわかりますが、親離れできていない男には頼れないと妻から思われてしまい夫婦の溝がさらに深まってしまうことに。
浮気・不倫している
夫婦関係が冷めている場合、魔がさしたり別の女性が魅力的に見えて浮気や不倫に走りやすくなります。
夫婦仲が悪くなるとセックスレス状態にもなりやすく、男として欲求不満な状態が我慢できず他の女性にうつつを抜かしてしまいます。
プライドが高い
プライドが高く素直になれない点も夫婦仲が悪い男性の特徴として挙げられます。
プライドが高いと妻を見下しやすく、妻としてはマウンティングされることから不満を抱えやすく夫婦仲は悪くなってしまいます。
また、自分のミスを素直に認めるのも苦手なため、夫婦で話し合いをしても他責的な考え方をしてしまい話し合いもまとまらず、夫婦喧嘩に発展してしまいます。
否定や口先だけの意見しかしない
妻が何かを考えて夫に相談しても「でもそれって○○じゃない?」「こうすべきじゃない?」など、意見だけが返ってくる状態は妻にとって大きなストレスになります。
特に、育児や家事、家族の重要な行事、家計やローン、親の介護など、自分のやる気は無いのに一丁前に口出しだけしてくる男は嫌われてしまい、夫婦仲はどんどん悪化してしまいます。
生活がだらしない、清潔感が無い
- 服は脱ぎっぱなし、ゴミや食器はそのまま、電機はつけっぱなし
- 休日はパジャマ姿でソファでゴロゴロ、子供よりもスマホゲーム
- だらしなく飛び出たお腹、ぼさぼさの髪・ひげ・眉毛、やる気のない顔、臭いオナラ!体臭!!!
夫婦仲が悪い男性はだらしない生活を送り、身だしなみにも配慮ぜず男としての魅力が無くなり妻からの反感を買ってしまいます。
妻を「おい」「お前」などで呼んでいる
「おい」「お前」など名前ではない呼び方で妻を呼んでいるのも関係が冷えた夫婦仲が悪い男性の特徴として挙げられます。
以前は名前やニックネームで親しく呼び合っていたのに、今では呼び方が変わってしまったのなら夫婦関係が悪い方向に変化していることを疑った方がよいでしょう。
夫婦で価値観のすり合わせができていない
夫婦はもともと赤の他人同士が一つ屋根の下で住んでいるもの。お金、仕事、家事、育児、教育、住まい、安定性などお互いの価値観が違うのはごく当たり前のことです。
ただし、これらの価値観を夫婦で丁寧にすり合わせてできていないと、尋常でないストレスがかかってしまいます。
特に「家長(男の)俺に合わせるべきだ」など、自分の価値観を妻に押し付けてしまうのは夫婦仲が悪い男性に見られる特徴ですので注意したいポイントになります。
離婚したいと思っている
そもそも離婚したいと思っているなら、言うまでもなく夫婦仲は悪い状態です。
夫婦で本音で話し合ったことはあるでしょうか。夫婦関係が修復できる見込みがないなら、仮面夫婦のように無理に夫婦関係を続けるよりも、お互いが幸せになれる選択肢はあるかもしれません。
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離婚したほうがいい夫婦の13の特徴チェック。何個当てはまる?
【注意】夫婦仲は大丈夫と思っていても、妻が我慢していることもある
ここまでのチェックについて、当てはまるものはありましたか?
夫婦仲について問題ないと思っていても、妻が本音を表に出さず不満をため込んでいることもあります。
実際、大きな夫婦喧嘩の原因が「今までOKだったお金・時間の使い方について、出産をきっかけに苦痛に感じるようになった」と妻から寝耳に水の不満をもらって反省したという知人男性もいます。
出産、転職、引越し、病気、介護など、環境の変化で今までの価値基準が変わることも多くあるもの。
ぜひ、夫婦での生活ではパートナーの小さい違和感も見逃さず「気のせいだろう」「たまたまかな」など都合のよい解釈もやめて「もしかして何かあった?」など、細かい心遣いをしていきましょう。
夫婦仲が悪いと感じる男性にやってほしい夫婦関係の改善法
さいごに、夫婦仲が悪いと感じる男性にやってほしいおすすめの夫婦関係改善方法を紹介します。
夫婦の会話時間を増やす
まず、夫婦の会話時間を意識して増やしていきましょう。
夫婦の会話時間と夫婦関係の良好さには一定の相関関係があることが分かっており、
- 会話時間が長い夫婦ほど円満
- 会話時間が短い夫婦ほど不仲
という特徴が見られました。
夫婦の会話が増えることで、普段の生活の中でお互い相談しやすくなり、家庭の課題も解決しやすくなるメリットもあります。
会話時間が短い夫婦は長い夫婦に比べて雑談が圧倒的に少ないため、まずは何のテーマでもいいので毎日の雑談を増やしてみましょう。
ニュース、SNSのトレンドは途切れることがないのでネタ探しにおすすめです。
家事・育児の時間を増やす
家事や育児の時間を増やしてみましょう。
夫婦関係が悪くなっている男性の特徴として、家事や育児の負担割合が夫婦で偏ってる場合が多くあります。
あるいは、家事や育児はしているものの、夫婦で完成の基準がズレている(夫はOKと思っていても妻がNGを出してしまう)ために夫婦喧嘩になってしまう、といった悲しい状態に陥っている夫婦も見られます。
ですので、育児や家事の時間を増やしていくことは前提として
- お皿洗いのきれい度
- ごみ捨ての頻度
- 洗濯物のたたみ方
- 子供のおむつ替え、お風呂、着替え
- 子供の勉強の面倒、教育方針
など、家事や育児の頻度・品質について本音で話し合う機会をつくり、夫婦で目線を合わせておきましょう。
妻に「ありがとう」を伝える機会を増やす
どんな細かいことにも「ありがとう」と、遠慮せず、恥ずかしがらず、呼吸するように伝えてみましょう。
- 買い物に行ってきてくれた
- シャンプーを詰め替えてくれていた
- トイレットペーパーを変えてくれていた
- ご飯をつくってくれた
- お醤油をとってくれた
など、生活の中で感謝を伝える機会はいくらでもあります。
「ありがとう」はタダでできる感謝表現ですが、
- 自分は感謝の気持ちを伝えられる
- 相手は承認されてうれしくなるので張り合いが出る
- 結果、夫婦の雰囲気も良くなる
のように、夫婦お互いにとって良い影響が生まれます。
また、ありがとうを伝えることが習慣化すると、他人のよいところを見つける能力も高まります。
ほめ上手になることで仕事上でも細かい点に気づけるようになり、配慮もできるようになるため人間関係や仕事の成果も高まっていきますよ。
夫婦仲が悪い男性の特徴についてまとめ
夫婦仲が悪い男性の特徴をチェックし、夫婦仲を良くするために取り組んでほしいことについて紹介してきました。
あらためて振り返っておきましょう。
- 家事・育児についてよく夫婦喧嘩している
- お金にルーズ、浪費癖がある
- 家計管理や貯蓄・資産形成に興味がない
- 仕事を理由に家庭をないがしろにしている
- 夫婦で一緒に食事していない
- 妻の悪口(不満や愚痴)を友人に言いふらしている
- 妻の悪印象を子供に植え付けている
- 記念日やイベントに興味がない
- 妻とデートしていない
- 妻との会話コミュニケーションが少ない
- 妻に感謝や労いの言葉を伝えていない
- スキンシップがない
- セックスレス状態
- 自分の趣味に没頭しすぎ
- 自分の親を優先・依存しすぎ
- 浮気・不倫している
- プライドが高い
- 否定や口先だけの意見しかしない
- 生活がだらしない、清潔感が無い
- 妻を「おい」「お前」などで呼んでいる
- 夫婦で価値観のすり合わせができていない
- 離婚したいと思っている
夫婦関係は日々の積み重ねでできあがるため、一朝一夕ではよくなりません。
しかし「日々積み重ねれば夫婦関係は着実に改善できる」という裏返しでもあります。
男性の場合、仕事に注力したいために仕事と家庭のバランスが崩れやすいのはわかりますが、夫婦仲が悪いなと悩んでいるなら、このタイミングでぜひ振り返り、夫婦で話し合い、一つずつ行動を変えてみましょう。
毎日を変えれば、少しずつ今も未来も変わっていきます。
この記事があなたたちの夫婦関係をよくするヒントになれば幸いです。