夫婦同時に転職したい!考えるべき2つの軸と転職成功させるポイント

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近年では共働きによって夫婦合わせた世帯年収が1,000万円を超える家庭も珍しくありません。(パワーカップルと呼ばれていますね)

高い年収や働きやすい労働環境を目指して転職活動をしている人も大変増えている今の世の中ですが、「夫婦同時の転職」を実現するにはそれ相応にハードルが高いのが実情です。

とはいえ、ポイントを押さえて上手に転職活動をすれば、夫婦そろって理想の転職を成功させることも不可能ではありません。

そこでこの記事では、夫婦一緒に転職活動をしたいけどどうすればいいか悩んでいる人向けに

について、わかりやすく紹介していきます。

この記事を読んでいただくことで、夫婦が同時に転職活動するときの心構え、進め方、実際に転職成功させるポイントを知ることができます。

ぜひあなた方夫婦の働き方改善のヒントとして参考にしてみてください。

夫婦そろって転職するのが大変な理由

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先に結論を言ってしまうと、夫婦同時に転職するのは可能です。ただし、非常に大変です。

現実的には夫婦のどちらか一方が転職し、その後にもう一方が転職するなど、転職タイミングをずらす形を取った方が安定性が高くなるためおすすめです。

夫婦が一緒に転職するのが大変な理由としては以下が挙げられます。

転職活動に時間がとられ、今の生活に支障が出る

「転職活動」とひとことで言っても、

  • 職務経歴書の作成・更新
  • 転職エージェントとの面談(数回〜)
  • エントリー企業の調査(応募する数だけ)
  • 転職面接(1社につき基本3回〜)

など多くの時間が必要になります。

ただでさえ忙しい平日の時間を削り転職活動し、さらに休日も夫婦揃って転職活動することになるので、今の生活が維持できなくなる可能性があります。

育児・家事に支障が出る

平日、休日に転職活動をするとなると、育児や家事への時間にも影響が出ます。

特に子育てをしている家庭であれば、ストレスで子供に辛く当たったりすることがないよう夫婦で協力する必要があります。

転職活動がうまくいかないと精神的に追い込まれる

転職活動が夫婦両方ともうまくいかないと、いうまでもなく精神的に疲れてきます。

夫婦どちらか一方が良い転職先から内定をもらえれば余裕ができるため、それまで夫婦で切磋琢磨して支え合っていかなければなりません。

転職後の環境になじむまで大変

無事に転職ができた後も新しい環境と仕事の変化は大きなストレスになります。

普段の仕事、閑散期と繁忙期、勤務地の変化、育児への影響など、業務の全容に慣れるまで数ヶ月〜1年かかると思っておいた方がいいでしょう。

妻と夫それぞれストレスを抱えるため夫婦関係が不安定になりうる

転職活動中から内定後の仕事に至るまで、今の仕事に加えてストレスの多い生活となるため、夫婦関係も悪化しやすくなります。

自分の時間も確保したいのにパートナーの相談を聞かなくてはならないなど、思い通りの生活ができずピリついた状態になるかもしれません。

女性の場合、出産・産休・育休の計画が大きくずれる可能性もある

2年以内の出産を希望している女性は転職後すぐの産休・育休の取得は気まずいものになりやすいため注意が必要です。

産休・育休終了後に、新しい職場の人たちの目が厳しくなることもあり、家族計画が思いどおりに進まない可能性も出てきます。

とはいえ、夫婦が同時に転職するメリットもある

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夫婦が同時に転職するのは大変と言いましたが、リスクをとった分、以下のような大きなメリット・リターンが得られる可能性もあります。

短期間で収入が大きくアップする可能性がある

夫婦が両方とも年収の上がる転職ができれば、世帯収入が大きく上がります。

貯蓄も進み、夫婦のどちらかが働けなくなった時のリスクも減らせるため家計が盤石になっていきます。

夫婦の働きやすさ・生活しやすさが大きく改善される

  • 残業が減り家族の時間が増える
  • リモートワークで満員電車に揺られなくて済む
  • 福利厚生がよくて家賃補助が出る

など、仕事環境が改善することで、自分たち夫婦の仕事と生活の質も大きくアップします。

夫婦で転職活動の意見交換や支え合えができる

夫婦で一緒に転職活動をすると、転職活動の大変さが身に染みてよくわかるため、夫婦で意見交換や支え合いもできます。

転職活動の大変さに共感してくれて、支え合える関係は夫婦でなくてはなかなかできません。

【重要】夫婦の転職で検討すべき2つの軸

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ここまで紹介してきたように、夫婦同時の転職にはメリットはありますが、デメリットもあるため夫婦同じタイミングで転職するか否かは慎重に選ばなければなりません。

夫婦同時に転職すべきか、別々のタイミングで転職すべきか悩んだときは「リスク許容度」「家庭へのインパクト」の2つの軸をもとに、一度冷静に考えてみましょう。

この2つの軸を振り返ることで、自分たち夫婦はどのように転職活動すればいいのかを決める際に役立ちます。

以下で詳しく紹介しましょう。

夫婦同時の転職で確認すべきポイント1 【リスク許容度】

リスク許容度とは、現実的にどれくらいのリスクに家庭が耐えられるか(チャレンジングな動きをしても家庭が維持できるか)を測る感覚的な指標です。

「リスク許容度が高い」ほど大きなリスクをとって動くことができ、「リスク許容度が低い」ほど小さなリスクしか取れなくなります。

  • 夫婦の年齢:若いほど体力があり健康上のリスクに強い
  • 子供の有無:養う子供が少ないほど時間・金銭的リスクに強い
  • 家計の状況:家計の収支が黒字ほど金銭的リスクに強い
  • 貯金の状況:貯金が多いほど無収入・収入減リスクに強い

などから総合して判断できます。

たとえば以下のようなイメージです。

  • 夫婦A:夫婦はともに20代、子供はいない、家計収支は黒字、貯金は多い
    = 若く体力もあり、自由な時間をつくりやすく、家計健全、無収入でも生きていける
    = リスク許容度が【高い】
  • 夫婦B:夫婦はともに40代、子供2人、家計収支は厳しい、貯金も少ない
    = 体力減っており、自由時間少なく、学費が家計の負担に、無収入はきつい
    = リスク許容度が【低い】

リスク許容度が高いなら、リスクに対してリターンが大きくなる可能性があるため、夫婦同時に転職活動してもよさそうだと考えられます。

一方で、リスク許容度が低いなら、リスクに対してリターンが釣り合わなくなってくるので、夫婦同時の転職活動は控えた方がよさそうだと考えられます。

自分の家庭はどのような状況か、冷静に判断してみましょう。

夫婦同時の転職で確認すべきポイント2 【家庭へのインパクト】

家庭へのインパクトは、夫婦それぞれが「収入」と「生活」の2つの側面で家庭に与える影響の度合いのことです。

  • 収入のインパクト:夫婦のどちらが転職すると家計がより潤うか
  • 生活のインパクト:夫婦のどちらが転職すると生活がより充実するか(理想の生活に近づくか)

たとえば転職をしたとき、妻に比べて夫の残業が多く減り収入も大きく上がる見込みがあるなら、夫婦同時よりも夫が先に転職できるようにしたほうが家庭全体として満足度が高くなるでしょう。

「収入」と「生活」のどちらを優先するかは夫婦の価値観により変わる部分なので、夫婦でよく話し合ってすり合わせていくことが大切です。

「リスク許容度」と「家庭へのインパクト」から夫婦の転職活動の方針を相談しよう

ここまで紹介してきた

「夫婦同時に転職すると大変な理由」

「夫婦同時に転職するメリット」

「リスク許容度」

「家庭へのインパクト」

の4点を考慮することで、

  • 夫婦で同時に転職活動するか
  • 家庭へのインパクトが大きい方が先に転職活動するか

について、冷静に振り返りできたのではないでしょうか。

夫婦の方針が決まれば、あとはGOをかけて、転職活動が成功できるように動くだけです。

夫婦の現状を冷静に振り返り、転職成功を目指して夫婦で協力していきましょう。

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【準備 編】夫婦で転職活動する前に必ずやるべきこと

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さて、ここからは夫婦で転職活動を進める際にやるべきポイントを「準備編」「転職活動編」「夫婦関係編」に分けて紹介していきます。

あなたがた夫婦の転職活動を成功させるヒントが得られますので、ぜひ参考にしてみてください。

夫婦それぞれの転職意向について「本音で対話」する

転職活動について、夫婦の価値観をすり合わせることが何よりも大切です。

夫婦が同じ方向を向いていないと、同時に転職するにも、一方が転職するにも、モヤモヤとしたわだかまりが残ったまま結婚生活を送ることになります。

自分のキャリア、理想の家庭像、実現のために何が必要か、隠さず本音での対話をしましょう。

現職にとどまりながらの転職活動が一番リスク小さくリターンが大きい

基本的に、今の仕事を続けながら並行して転職活動をしましょう。

というのも、先に退職してしまうと無収入期間が発生して、転職がうまくいかないことで精神的に追い込まれてしまうためです。

また、今の仕事を続けながら転職活動することで安定した収入源を確保しつつ、良い条件の内定がもらえれば転職する判断もできるので、転職失敗のリスクも減ります。

心身が辛いなら健康を優先させて

もし、今の仕事が辛すぎて心身を崩してしまいそうなら、無理せず退職も検討しましょう。

健康な体なくして良い仕事はできず、良い転職もできません。妥協した転職となり、また転職する、という負のスパイラルに陥ってしまいます。

健康あっての幸せです。ぜひ家族のためにも心身を優先した転職活動を進めてくださいね。

家計(収入、支出、貯蓄)を正しく把握する

毎月の収支や貯蓄状況など家計をきちんと把握していることで転職活動における不安は大きく減ります。

  • 固定費:住宅ローン、家賃、保険、水道光熱費、通信費、定期サービスなど
  • 変動費:食費、交通費、美容・衣服費、日用品費、医療費など
  • 収入:夫婦あわせた手取り収入、その他の収入
  • 貯蓄:夫婦あわせた貯金・保険・投資商品など

について、把握して家計を透明化しておきましょう。

今では自動的に家計簿が作られるアプリもあり、蓄財の面でも将来的にメリットしかないので、まだ家計簿をつけていないならこの機会に始めることをおすすめします。

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夫婦それぞれ転職の「絶対ゆずれない最低条件」についてすり合わせする

夫婦で転職活動する際、絶対にゆずれない最低条件(転職で実現したい優先順位)について、夫婦ですり合わせしておきましょう。

「残業は増えそうだが、年収大きくアップするからOK!」

「年収はキープだが、残業が大きく減るからOK!」

のように自分や夫婦が何を目的として転職活動するのかという「軸」をつくっておくと、夫婦で納得感のある転職ができるようになります。

家事・育児・仕事のバランスについて話しておく

夫婦で転職活動する場合、転職活動に時間がとられるため家事や育児の分担割合が大きく変わってきます。

家事や育児の負担が夫婦のどちらかに偏ってしまうと夫婦げんかの原因になり、転職活動でのストレスも増えてしまうため避けなければなりません。

家庭内での作業分担のバランスを夫婦であらためて調整しておきましょう。

家族の将来設計についても話し合う

将来こんな家庭を実現させたいという目標が見えると、家族の目標達成に向けた道のり(必要な収入など)がわかり、転職活動に必要な条件も見えてきます。

インターネットで無料でできるライフプランシミュレーターなどありますので、一度夫婦で作成して参考にしてみるのもよいでしょう。

転職だけでなく、貯蓄など資産形成のヒントにもなりますよ。

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【転職活動 編】夫婦で転職成功させるポイント

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続いて、夫婦で転職活動する際の成功ポイントを紹介していきます。

夫婦お互いの転職活動を透明化する

転職活動する際は、

  • 転職エージェントとの面談
  • 企業の応募・選考状況
  • 面接のスケジュール
  • 内定でもらった条件

など、かならず夫婦お互いの転職活動の動きを見える化しておきましょう。

Googleカレンダーなどの無料スケジュールアプリを使うといつでも確認できて便利です。

特に、夫婦同時に転職活動する場合、妻と旦那の面接日程が被ってしまうこともあり得ます。

夫婦の動きがわかることで連携・協力・応援もしやすくなりますので、ぜひ力を合わせていきましょう。

企業調査を怠らない

エントリーする企業の調査は丁寧にしましょう。ホームページはもちろん、

  • プレスリリースや企業ブログ
  • 投資家向け情報(IR情報)
  • 企業公式SNS
  • 採用担当者のSNS

など、情報収集メディアは増えていますので、諸々確認して全容をつかんでおきましょう。

職務経歴書を丁寧に作り込んでおく

履歴書はほどほどに、職務経歴書は丁寧に作っておきましょう。

(参考)履歴書と職務経歴書の違い

履歴書:
学歴、職歴、資格などをまとめたもの。近年では重要度は低い。

職務経歴書:
職歴と仕事における成果やスキルをまとめたもの。書類選考や面接のベースになるため非常に重要。

「職務経歴書」は仕事での実績を数値を用いてわかりやすく伝えたり、困難に対してどのように向き合い乗り越えたのかなど、魅力的な人物であることをアピールする材料になります。

企業の採用担当は職務経歴書を通して「この人はうちの会社が求める成果を出せる人材か」を判断していますので、実力が伝わるように丁寧に作り込みましょう。

転職サイトではなく転職エージェントを使うと諸々の効率がいい

夫婦揃って転職をする場合でも、夫婦どちらかが転職する場合でも「転職エージェント」の活用がおすすめです。

転職エージェントは、「採用したい企業」と「求職者」をつなぐ転職のプロ。

  • キャリア相談
  • 求人情報の紹介(非公開求人もあり)
  • 職務経歴書の添削
  • 模擬面接による練習
  • 面接のスケジュール調整
  • 内定時の条件交渉

など手厚くサポートしてくれるため、転職活動する際の心強い味方になってくれます。

求人を探したり、面接日程を調整したり、条件交渉も手伝ってくれたりと、本来自分でやる作業を大きく減らせるため、すべて自分でやるより転職活動の効率をアップさせることができます。

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【夫婦関係 編】転職成功させる良い夫婦関係の保ち方

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最後に、夫婦同時に転職活動をする際の、夫婦関係の保ち方について紹介しましょう。

夫婦でストレスをためない工夫をする

夫婦でストレスがたまる状態は生活にも、仕事にも、転職活動にも悪影響が出てしまいます。

妻も夫もそれぞれが好きなことをしてリフレッシュできる時間を作りましょう。

夫婦の時間を作る

ストレス発散するためのリフレッシュ時間を個人でつくるのとあわせて、夫婦が一緒になる時間もつくりましょう。

夫婦のコミュニケーションが減ると、すれ違いが起こりやすくなり、結果的に夫婦喧嘩にも発展してしまいます。

晩ご飯を一緒に食べる、晩酌する、一緒にテレビを見て息抜きする、最近あったことを話すなど、夫婦の時間をなるべく減らさないことで夫婦の距離感を保ちましょう。

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夫婦のスキンシップを忘れない

夫婦の心の距離は体の距離に比例します。

転職活動中でも夫婦のスキンシップを欠かさないようにして、安心できる存在がいることを実感し、心の距離が離れないようにしましょう。

リラックス効果で転職活動のストレスもきっと軽減されますよ。

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パートナーの気持ちを尊重する

夫婦で転職活動を進めていると、パートナーの転職活動について口出しをしたくなってしまいますが、そこはグッとこらえてパートナーの気持ちを尊重しましょう。

とはいえ、夫婦で納得できる転職を実現するのが大切なため、準備のときに夫婦ですり合わせた「転職の最低条件」を振り返ったり「家事・育児の負担バランス」などこまめに話して、転職の目的を見失わないようにサポートしてあげましょう。

笑顔をたやさない

はじめに書いていますが、夫婦で一緒に転職をするのは大変です。辛いこともきっと出てきますが、いつも笑顔で過ごしましょう。

家庭から笑顔が消えると、雰囲気が暗くなってしまい転職活動どころではなくなってしまいます。

毎日鏡を見て、まず自分が笑顔をつくる。そしてパートナーの笑顔もつくる。

そうやって夫婦で支え合うことで夫婦関係も、生活も、仕事も転職活動もうまく回っていきます。

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まとめ

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夫婦の転職活動について紹介してきましたが、いかがでしたか。

夫婦で同時に転職活動する際は、夫と妻の心の距離を離れないように気持ちのブレを敏感に感じ取り、夫婦円満を維持していくことが肝になります。

また、仕事を続けながらの転職活動であれば、収入が途切れることはなく、良い転職先が見つかったタイミングで転職できるためローリスク・ハイリターンです。

可能な限り、働きながら転職活動をすすめて、時間的にも金銭的にも家庭が豊かになる転職を実現させましょう。

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